ヒグ森とは、おさやが初めての入院時に思いついた設定です。
おさやは「こぐま」という子供のクマ。
おさやの母親は「ヒグ子」という大人のヒグマ。
あと、同居人の小魚の「ぺっちゃん」。
「ヒグ森」のなかで三人で暮らしています。
ある日、こぐまが腹痛と発熱で体調をくずし、検査の結果「クローン病」と診断されました。
こぐまは、小腸型クローン病といわれ、盲腸のそば(好発部位)を治療するゼンタコートカプセルとクローン病治療の基本の薬ペンタサを処方されました。
そして、大切なのは腸を休ませてあげること‥
そのためのエレンタールという経腸栄養剤が処方されました。
粉状なので水分で溶かして飲むのが基本です。
食事の代わりに服用し、糖質を中心にアミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、からだに必要な栄養分が腸から吸収されるので消化の必要がなく腸を安静な状態にできます。
三食のうちの一食をエレンタールにしましょうと言われたものの、段ボール箱で処方されたのには驚きました。
ちなみに、クローン病と診断されるまでに ミヤBM、酸化マグネシウムが処方されました。
ヒグ森2話へ続く