ヒグ森 4話

新学期に入り、新しい環境の中お薬の飲み忘れがないようにとこぐまは携帯に管理アプリをいれて自己管理をしていました。

ヒグ子はこぐまに学校での体調や、給食のことを尋ねるのが日課です。

あと大きい方のトイレ(ビッグベンとよんでいます)も出たかどうか‥何なら”見せて”とお願いしますが無理でした(体調管理のために言っています)

ある日こぐまが「右手の小指が痛い」と言い、みると第一関節が少し赤くなっています。その他の指には痛みは無くしばらく様子をみることにしました。

その頃、鼻や目の近くにポツポツと赤い湿疹が出てきていました。

また、ひざ裏や脚のスネ、足首に湿疹がでて酷く痒がっていましたが、今までも季節の変わり目は肌トラブルがあったので皮膚科に行きセフゾン細粒フシジンレオ軟膏アクアチムクリームロコイド軟膏を処方され使っていました。

指の痛みは、痛い日とそうでもなかった日を繰り返し、顔の赤いポツポツも出たり治ったりしていました。

それから数ヶ月 指の痛みは治らずヒグ子とぺっちゃんは心配で嫌な予感がしていました。

検査の結果、膠原病の疑い。

予感は的中してしまいました。

こぐまは発熱を伴い、次第に指の痛みは強くなって鉛筆も握れなくなり、あちこちの関節に痛みが出て歩くこともままならなくなりました

ヒグ森5話へ続く

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