ヒグ森 5話

こぐまはかかりつけの病院へすぐに入院して、ヤーズフレックスを中止しました。

痛い関節にはモーラスパップを貼り、それでも痛みと関節のほてりで眠れないのでアイスノンを借りて患部を冷やす処置をしながら経過観察を続けます。

すると5日ほどでぎこちないけれど歩けるくらい回復しました。

こぐまは車椅子を使わずゆっくりと移動しますが、息が切れます。

ここで一度退院をして、来週には膠原病診療科(しかも小児科)がある大学病院へ転院が決まりました。

この段階ではヤーズフレックスの服用を中止しただけですが、徐々に回復傾向にあったのでこのまま治ることを心から期待していました。

それから転院して様々な検査が始まります。

【検査内容】

  • 手・頭・肝臓・胆道のMRI
  • 指・心臓・腹部エコー
  • 心電図 
  • 眼科
  • 皮膚科

それぞれの検査を終えて退院になり、次は一週間後に来てくださいと言われましたが、こぐまの指と両膝の関節はまだ痛みがありとても不安でした。

ナイキサン錠とモーラスパップが処方され、痛みをカバーするため、ぺっちゃんが両膝サポーターを買いに行き、ヒグ子はネットでみつけた指関節シリコンサポーターを注文しこぐまに渡しました。

「サポーターはいいけど指関節シリコンは細かい作業が出来なくなってちょっと不便かも‥」

と言って、家で一度着けただけで指用シリコンサポーターはお蔵入り。

両膝サポーターは学校で使用していました、少し膝が楽だったそうです。

指用シリコンサポーター、使い道なんかないかな…;;

ヒグ森6話に続く

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