SLEの治療が始まり、色々なお薬が処方されました。
関節の痛みと顔の赤い湿疹はプレドニンですぐに治っていきました。
関節の痛みが取れると気持ちも体も楽になります。
毎回思う事ですが、こんな小さなお薬でコントロール出来ることに驚かされます。
その他にセルセプト、プラケニル、フェロミア、ファモチジンを服用しながら20日間程で退院しました。
退院とともにエレンタールも中止、これでクローン病で服用していたお薬は全て中止です。
クローン病は寛解期なこととSLEの治療がメインなので、まずはSLEのお薬の服用をしっかり続けて風邪等かからないように(免疫抑制剤を使っているため)気をつけて過ごす。
当面の目標はお薬を減らしていきたい。
「薬でお腹いっぱいだよ‥」こぐまのこの言葉に返す言葉がありません。
服用を続けて、少しですが手の震えやほっぺが赤くなったり、味覚障害のようなものがありました。
副反応は案の定でてきます。
1ヶ月程たち、主治医から自己注射のベンリスタの提案がありました。
週1回自分でお腹に注射を打ち薬を投入するものです。服薬と併用して使用することになります。
主治医に使用方法を教わりその場で一緒にデモ機で練習しました。
自宅に帰ってこぐま一人で挑戦です。
お腹の肉をつまみ消毒をして、いざ針を刺す‥ここまではすんなりいけるのですが注射液をゆっくり入れていくのが痛い‥とても痛い‥途中で断念してしまいます。
翌週もトライしましたが途中の痛みにギブアップ、結局ベンリスタの使用は諦めました。
自己注射の痛みによるストレスと自己注射の効果を天秤にかけ、ストレスを与えないほうが良い方向に向かうと考えて、主治医に了解を得ました。
月に一度の診察日にはSLEの主治医とクローン病の主治医が連携して診てくださるのでとても助かります。
服薬を続け脚の血管炎の皮膚症状もだいぶ改善されていきました。
(関節痛が始まった頃に脚にもひどく湿疹が現れこれもSLEの症状の一つのようです)
お薬は順調に減らすことができて、7ヶ月後にはプレドニンとプラケニルを卒業できました。
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